Food & Drink Festival – GBA –

広州における日本語媒体と言えば、われらが Guangzhou.jp。英語媒体と言えば、Guangzhou.jp と双璧をなす That’s だが、今年も That’s 主催による 2025 年度分の “Food & Drink Awards 2025” が IGC にて挙行された。業界内超大手の That’s からも一目置かれる存在となった Guangzhou.jp は、今年も VIP として授賞式に招待していただいた。よきライバル、よき朋友としての Henry の厚情には、この場を借りてお礼を申し上げる。

 

この授賞式、昨年度までは、大きめの店舗を借り切って、クローズドな関係者のみのセレモニーの性格が強かった。今年は、初の試みとしてオープンスペースな IGC の前庭を利用し、通りがかりの方でも自由に参観できる形式となっていた。敷地内には、30 軒ほどの有名レストランの出店が並び、日本のお祭り感覚で東南アジア〜ヨーロッパ各国の美食を楽しむことができる。広州駐在の我々、どうしても、中華料理、日本料理、日式料理などに外食が偏向してしまいがちだが、オシャレ最先端の “That’s” の主催ともなると、イタリア料理、インド料理、トルコ料理、ロシア料理、メキシコ料理、コンチネンタル料理など、普段ちょっと試す機会がないタイプの料理の、選び抜かれた一流店の自慢の一品を手軽に楽しめる。

 

昨日 (2026 年 3 月 13 日) は、現地にて授賞式と Food & Drink Festival が同時に行われたが、本日から二日間 (3 月 15 日まで) は、Food & Drink Festival -GBA- として、どなたでも気軽にお越しいただけるようになっている。現在の広州は、暑すぎも寒すぎもせず、ちょっと趣向を変えたランチやディナーとして、訪れてみてほしい。いつもとは違う、広州の知られざる多様な食文化をたのしむことができるだろう。入場料など必要ないので、ご安心を。

   

なお、授賞式典にあたり、昨年は北京路の「リア・カフェ」が初参加で Best Japanese Restaurat をかっさらい台風の目となったが、今年は、イタリア料理の名店中の名店、Francesco Yabe 氏が、Chef of the Year に選出されたことを、日本人として誇らしくレポートさせていただく。

 

リア・カフェが Best Japanese Restaurant Award を初受賞

2025 年 2 月 27 日、中国国内最大の英文情報誌 “That’s” (https://www.thatsmags.com/guangzhou) による “2024 That’s Food & Drink Awards” (珠三角地域版) が、広州・海珠区の CAGES にて開催された (詳細はこちら) 。同アワードは、今年で 22 回目となる、伝統と格式のあるもの。近来の中国国内へのビザフリー政策の緩和拡大による多国籍なインバウンド増に対応し、今年度の選考は、いつにもまして熱の入ったものとなったと言う。

広州、深圳の五つ星ホテルの最高級店たち、広東最強の南インド料理 Rangoli、広州で 20 年営業を続けるトルコ料理 Sultan、メキシコ料理の代表格 Bandidos、など並み居る有名店と堂々と渡り合い、見事、日本料理部門を制覇したのが、広州・北京路の「Lia Cafe Bar Restrautant」。訪日経験が当たり前とも言える “That’s” の外国人読者層に、リア・カフェが提供する純粋な日本の味とスタイルが強く支持された。仕込みから一切妥協しないこだわりのラーメンや、広州ではまだまだ珍しい日本式パフェなどの美しいデザート類。実際に、授賞式会場では「どうして広州で、日本の本物のカフェ料理と再会できるんだ!」と、旅慣れた外国人からの、おどろきのコメントが数多く寄せられた。

このリア・カフェ、豊富なメニューと本格的な味はもちろんのこと、コスパの良さと盛り付けのきっぷの良さでも、一部のファンから熱烈に支持されている。もし、あなたが広州で、一抹の心の隙間をふと感じてしまった時、繁華街のオアシス、リア・カフェを訪れてみてはどうだろうか?

【Lia Cafe Bar Restaurant】
広州市越秀区愚山路 27 – 29 号
営業日時: 月〜日 11:00 – 23:00

珠海から香港空港へのアクセス改善

2023 年 12 月 12 日より、 港珠澳大橋の珠海側ターミナルから直接、香港空港行きの直通バスが開通した。これにより、珠海のバスターミナルで出国したのち、香港に一旦入境することなく、直接香港空港の制限区域に入ることができる。また、以前、レポートしたマカオ側バスターミナル同様、珠海側でのフライト・チェックインも可能になる模様。

このサービスに対応するエアラインなど、詳細は以下の香港国際空港公式 HP よりご確認いただきたい。

https://www.hongkongairport.com/en/transport/mainland-connection/airline-check-in-at-prd-and-macao.page#2

Happy Christmas in Macau !

もともと四季の移り変わりなんて楽しむべくもない広州だが、今年は 12 月に入ってもなかなか気温が下がらない。朝晩の気温差はそれなりにあるので、広東の冬の風物詩、季節感のバグった服装のオッサンとオバハンを見かける機会も増えてきた。

そんな中、マカオの街ではクリスマスのデコレーションが始まり、若干ながらも西洋のホリデーの匂いを嗅ぎ取ることができる。街中が真紅に染まる春節までの束の間のシーズン、マカオまで足を伸ばしてみてはいかがだろうか?

大雨で広州地下鉄三号線「市橋站」が水没閉鎖。

昨夜からの広東省地方の大雨により各地で水没や冠水の被害が出ている

広州市では3号線市橋站のホームが水没。現在同駅の営業を停止し3号線は同駅を通過している。

市橋站 8日AM8時現在閉鎖されています

一方深圳でも各地で冠水被害が出ており本日羅湖区では地域を終日臨時休業とすると通達があった

タウナギの土鍋飯

武漢の鰻屋が閉店するようだ (詳細はこちら)。日本式の鰻をリーズナブルに楽しめるので、武漢出張の際には、かならず寄っておきたい店の一つだった。辺境の地、珠海にはこんな気の利いた店は無いので、日本人がめったに食べないタウナギ (黄鱔) でも食べてみようと思う。タウナギの調理法は中国各地でさまざまだが、ここ広東では台山名物、黄鱔煲仔飯 (タウナギの土鍋飯) が最もポピュラーだ。

せっかくなら本格的なものを食べたいので、老珠海の象徴「檸溪文化広場」に向かう。しつこいようだが、20 年前は、珠海で最高にクールでイケてるスポットだった。今回訪れたのは、文化広場から檸溪路を挟んで真向かいの「明鳳台山黄鱔飯」。店名もじつに簡潔で潔いし、七色に光るデーハーな看板もなかなかよろしい。

店内は最近改装されたとかで、まあまあ清潔感がある。黄晶果と称する謎の激甘フルーツの押し売りにあったのはご愛嬌だが、メニューは総じて良心的。場末と言ってしまっては失礼だが、こんな何気ない食堂でも、そこらの海鮮系大牌檔 (たい ぱい とん) の水準を軽く超える味を提供してくるのが、さすが広東。オススメ料理の黄鱔煲仔飯は、淡水魚特有の臭みが心配なところ、絶妙な量の香菜で爽やかに仕立ててあった。まさに夏バテに最適の煲仔飯だ。海鮮料理などは、「これを香港で食べたらいくら。。。」などとついつい庶民派の思考になってしまうが、香港のテンプル・ストリートで観光客に囲まれるよりも、こちらで地元のオッサンたちに囲まれる方が、よほどリラックスして食事を楽しめる。

【明凤台山黄鳝饭 (柠溪店)】
珠海市香洲区香洲区柠溪路 471, 473, 475 号
営業日時: 月〜日 09:30 – 22:00

蔡瀾港式点心

蔡瀾 (つぉい らん) という怪しいオッサンを覚えているだろうか?けっこうまともな日本語を操り、一時は日本のテレビ番組にも頻繁に出演していた。かの「料理の鉄人」では、香港のシェフを引き連れて、フカヒレやハタで鉄人に対決を挑んだこともある。「ヤッパネ、アブラ、ラードツカワナカッタノガ。。。」と、鉄人にも臆さず料理にケチをつける毒舌美食家なのだが、じつは本業は映画のプロデューサーだったりする謎のオッサンだ。当然、飲食業にも手を出し、ジャッキー・チェンが「毎日、ぬ (飲) んでいます 」と日本語で話す CM で、日本の香港映画ファンを沸かせた暴暴茶も、このオッサンのプロデュースによるもの。

そんな蔡瀾が最近プロデュースして、着々と店舗数を増やしているのが「蔡瀾港式点心」だ。店頭には等身大の蔡瀾像を配し、しっかりとアピールしてるあたり、いかにも香港人っぽい (ご本人は、シンガポール生まれのマカオ籍)。昔ながらの飲茶レストランは、一族郎党が集まって点心を楽しむための場所なので、それぞれの円卓がやたらと大きくて、少人数では使いにくい。繁忙期の週末の朝など、知らないおじいちゃんたちとの相席が当たり前だ。それはそれで風情があって面白いのだけれども、「少人数で気軽に香港式の点心を楽しんでくださいね」と言うのが本店のコンセプト。テーブルの配置などは、明らかに普通のレストランに近い。

 

したがって、料理の方も若者たちの SNS 映えを十分に意識したものとなっている。香港一の美食家が関わっているので、けっして不味いわけではなく、味も見た目もとりあえず小綺麗にまとまっている。それは広東の若者だって、どうせならオシャレなモノを食べて、SNS で思いっきり自慢したい。しかし、なんとなくスナック菓子の延長のような点心、と感じてしまうのは、ひねくれた日本人のオッサンだけだろうか。。。

 

【蔡澜港式点心 (岭南站NOVA店)】
佛山市禅城区祖庙路 29 号
岭南站 LG1 东门
営業日時: 月〜日 10:00 – 22:00

その他、広東各地に店舗有り

閉店情報: Taco James (珠海)

この日が来るのは分かっていた。珠海のタコス専門店、Taco James 環宇城店が 2023 年 8 月をもって閉店した。同店が営業していたショッピング・モールは、珠海の前山地域最新の人気モールなので、立地は問題ないはず。しかし、周囲の飲食テナントやファーストフード店の盛況に比べ、Taco James では閑古鳥と言っても過言ではない状況が続いていた。けだし、食材とコンセプトが、今の珠海には早すぎたのだろう。

 

珠海版「ぴあ」と自他共に認めている「珠海日本人生活情報」(「広州日本人生活情報」の姉妹サイト) では、過去にこの名店について、一本の記事を掲載している。ご興味のある方は、こちらもご参照いただきたい。Zhuhai.jp の援護射撃をもってしても、Taco James の延命をはかることは難しかった。広東に於けるタコス受容史はまだ始まったばかり。在りし日の姿をここに掲載し、同店の捲土重来を心から祈る。

 

 

台風一過 (珠海現地レポート)

 

珠海が都市機能を取り戻しつつある。数十年に一度とも言われた超大型台風 9 号の直撃から一夜明け、珠海市内に少しずつ普段の生活が戻ってきた。バスはすでに運行を開始し、一部のスーパーや商店、飲食店なども営業を再開している。

 

広東省や香港を台風が襲うと、必ず見られる風物詩が、倒木。毎度毎度、日本人には信じられないほど気軽に、街路樹が倒れ込んでくるので気をつけていただきたい。今回も、市内のいたるところで倒木を確認することができた。鉄パイプなどで補強済みの木でも、軽く薙ぎ倒されているのが、台風 9 号の苛烈さを物語る。

 

一部の住宅地では、倒木による被害を防ぐため、事前に余分な枝の剪定が行われていたようだ。

 

前山河はかなり水位が上がり、まだ風も強いので、日本的な基準では十分に危険な状況なのだが、気の早い珠海の釣り人たちは、すでに出勤している。一体、何が彼らを駆り立てているのだろうか。。。

 

台風9号、広州は暴風域外に

台風9号は香港手前でやや北寄りに進路を変え、現地時間午前0時に香港を通過し現在はマカオ・珠海あたりにあると思われる。

広州は暴風域外となり白雲空港も現在運営されている。

一方中山から珠海・マカオは台風直撃で猛烈な風雨となっている。

夜明けには風向きが南に変わりさらに警戒が必要。